2013年4月4日木曜日


Q.文章読解の問題が苦手です。どのように学習したらよいでしょうか。

2012/06/12 Tag:小学生国語

Q.文章読解の問題が苦手です。どのように学習したらよいでしょうか。
A.「読解力」をつけるというと、今までは「読む」ことだけが重視される傾向がありました。しかし、新学習指導要領では、読んだ後に、自分の意見や感想、説明させる文章を書かせる「言語活動例」が具体的に示され、「読む」ことと同時に、「書く」「表現する」力が重視されるようになりました。

 このような新しい「読解力」をつけるためには、二つの学習が大切だと考えます。

1. 全体を読む「長文読解力」と部分を読む「精読」の力をつける
 まず一つのまとまった文章を読んで、全体の構成や内容を把握する力をつけることが大切です。そのためには、回り道のようですが、やはり「読書」が効果的です。子どもたちの学年によって、興味を持つ本というのはかなり違いますので、その学年にあった読みやすい本を1冊丸ごと読む経験をできるだけたくさん作ってあげるとよいでしょう。

 次に、部分を読む「精読」の力をつけることが大切です。これは、表現の工夫の理解のほかに言葉の使い方など、文法や語彙の力が欠かせません。この力をつけるためには、教科書を家庭で音読するチャンスを設けて、どんな学習をしたのか、ノートなどを見ながらお子様に説明してもらうとよいでしょう。また、学習した表現の工夫や文法の決まりなどを、自分が作文を書くときにできるだけ使ってみるようにアドバイスしてあげてください。

2. 様々な種類の文章を読む
 文章を読解するためには、様々なジャンルの文章や本の基本的な「型」を知っていることも大切です。「文章」と一言でいっても、「物語文」「説明文」「報告文」「図鑑」「事典」など様々な種類があります。小学生のときに、できるだけたくさんの文章に触れられるようにおうちの方が子どもの身近な所に様々な種類の本や文章を準備してあげることは効果的です。また、「新聞記事」や「図鑑」「事典」「絵本」「写真絵本」など、文字だけでなく「非連続型テキスト」とよばれる図や表、グラフ、絵、写真の読解も必要です。このような「非連続型テキスト」も意識して積極的に子どもに紹介すると効果的です。

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